「狂ってる」はどっちだい？
小学校から高校まで続けたサッカー
本当に好きだったのかと言われれば
それはきっと初めの方だけで
後ろの方は惰性ではないけど
生活の一部のようになって
勝った負けたで喜んだり落ち込んだりしていた
選手としてはごくごく平凡かそれ以下で
高校最後の試合のホイッスルもピッチの外で聞いていた
そんなことだから
経験のある人はわかると思うけど
ほとんど辛いことばかりだった
上手くできない
試合に出られない
そんなでも諦めたことは一度もなくて
友達を怪我させても試合に出たいと思っていた
毎日が評価の場で
監督や仲間からも
怒鳴られながら走り回った
理不尽に思うこともたくさんあったけど
それは自分の実力不足であると思っていたし
実際にそうであったと思う
サッカーに関しては
そこから得たものという話し方はあまりしたくない
サッカーをしていたのだからサッカーで結果を出したかった
というのが本音だ
でも悔しさが時間で薄まった
現在だから言えることもある
毎日グラウンドで競い合って
その外ではバカみたいに遊んだあの時の友達は特別であるし
なによりも、目標達成に向けての
折れないメンタルを養った
そのことは今でもこうして僕が色んなことに
挑戦できる土壌になっている
根が小心者だから足がすくむ時もあるけど
踏み出さなければ何も始まらないことを知っている
それは僕が多くの失敗をして身につけたことだ
若い頃の失敗なんて
といった言い回しはそこかしこで言われるが
僕はそんなことを抜かす奴を信用しない
若かろうが何だろうが
失敗は痛い。すごく痛い。吐くほど泣いて
もう叫んで消えて存在ごと無くなりたくなる
わーわーわー
だから人にはむやみに
とりあえずやってみたらなんて言えない
ただ自分にはやれよ
と言って奮い立たせないといけない時もある
大人になるにつれ無難に事を流していく術も身につけたから
余計にリスクをとるのが怖い
それでも何かやりたくなってしまうのは
僕が阿呆であるからか
ご褒美のような本当に嬉しい瞬間があることを知っているか
きっとその両方であるのだと思う
現役を退いてから長い時間が経ったけど
未だに僕はあの頃を超える
感情の爆発の瞬間を知らない
四角いとこにボール蹴っていれるだけで
あんなに嬉しかったり悔しかったりしたのは
何であろうか
あの頃、疑うこともなく信じていたものは何であったのか
理性的に考えたら
人生にとって時間の無駄と言われてしまうかもしれない
プロになるわけでもないのにと
実際に現在言われてることで
炎天下にスポーツなど狂気じみてる
根性論はパワハラで
走り込みは非効率だと
そういった面も確かにあって
僕は反論の言葉を持たない
しかし本当に勝ちたい試合
あと一歩が欲しい時
身体がぶっ壊れそうな時
そんな時に追い込んだ経験が力をくれる
理屈とかじゃなくて
そういう瞬間を知っている
理屈じゃないところに何かがあって
その何かこそ大切にしていかなくちゃならないって
直感で知っている。
それが何？って言われてしまえばそれまでで
狂ってるならそれでいいよ
死んでもいいやってくらい楽しいからって
そんな捨て台詞くらいしか思いつかない
走ったのは
利益のためでも
将来のためでもない
その時、その瞬間のためだけに
夢中であっただけであったと思う
大学では選手を辞めた僕だから
もっと僕なんかより全てを賭けて
努力をした人がたくさんいただろう
それでもゲーム中は
ボールの行方だけが人生のすべてに思えたあの感覚は
確かに本物であったと思う
逃げた先でも勝った負けたをしてるのは
運命なのか性なのか
スパイクも脱いで
今は違った芝生の上ですが
あの頃とあの頃の友達のことをよく思い出します
記憶の中の彼らはいつも自分より前を走っている
そういう思い出が臆病な僕を前へ
連れて行ってくれるのかもしれない
現在の自分は青春に恥じない生き方をしているのだろうか
どんな熱狂も醒めてしまう
燃え尽きた後の荒野を考えるより
熱狂を夢中で生きていたいものです
昔のことばかり考えるのはこれで最後に
あの頃おじさんになっちゃうので。
わー、がんばろ。
環境は改善されていくべきだと思います
今の現役の選手たちが
一生懸命になれるように整備が進むことを望みます
僕がちゃんと大人になった時に恩返しとしてしたいことの一つです
ハハッ、ハハッ、ハハッ
笑顔いいですよね。
なんだかんだ
よく笑う人って人に好かれるし
楽しいことも自然と集まっていくような
そんな感じがします。
原子、宇宙の始まりは
この笑顔の引力であったのかもしれない。
笑顔いいよねって
多かれ少なかれみんな
思ってるとは思うんだけど
だから積極的に自分も笑っていこうか
というのはまた別の話であって
俺なんかは顔の筋肉が笑う仕様に
出来上がってないので
笑えばたちまち不審なる者
通報されたとしても
もはや弁解の余地はないであろう
なにしろ精神衛生上よろしくない
体の構造に逆らって
表情を貼り付けたこの生き物はなんであろう
などと考えてしまう
空飛ぶシロクマである
それはたちまち地面に落ちる
そんなでも不意におかしくって
笑ってしまうような瞬間というものは
人生においていくつかあるわけで
そういう瞬間を作っていくというのも
また素晴らしいことに思います。
人様に笑っていただくなど
それはもう難しいことかもしれませんが
そこに少し喜びを感じていたりもします。
あまり派手なことはできないので
とりあえず半径２メートルから
お花、咲かせたいと思います。
「歩く歩道」と言って
「いや、歩道は歩かないよ」
などと抜かす輩とは
今すぐ付き合いをやめてしまいましょう
それでは聞いてください
ウルフルズで『笑えれば』
さよなら、アルバイト
バイトやめました！！
一年と少しの間
駅前の小さいケーキ屋さんでバイトしてました
店長は話おもんないけど
すごくいい人で
もうすぐ生まれる次男のこと
いつもニコニコ喋ってた
そんな店だからか
スッタフもいい人ばかりで
初めて一年続いたバイトになりました
やめた理由は
挑戦したいことがあって
そのために時間と身体使いたいから
みんな二つ返事で送り出してくれた
たいして面白いことや学ぶことがあった仕事じゃない
でもそういう成長や自己実現
のために時間使うだけが正しいとは思わない
なんでもない時間をなんとなく楽しむのも
俺はいいと思う
効率や勝ち負けだけの価値化ゲームを続けて
どこまでいけるかはちょっとピンとこない
結局はどこかに旗を立てて
根をはって生きていくしかないんだから
ただ、今じゃない。
それだけのこと。
もう少しだけ自分の青さを燃やして頑張ってみようと
そしたらなりたいものになれるかもしれない
好きな風に生きられるかもしれない
あんなに気持ちよく送り出してくれて
いい人たちだったな。
次は、ないぞ
それではお聞きください
ALで『さよならジージョ』
ここからじゃミサイルが見えねぇ
ラストパンツは悲しみをのせて
プレミアムフライデーですね
どうなんでしょう？
定着しているんですかね
色々思う所はありますが
祭りごとが増えるってのはいいですよね
冷めてるよりは踊った方が何事も楽しいので
ただね、
ただ
やっと金曜きたーーーー
はちゃうやろと
金曜の夜待つために
他の日を生きてるんとちゃうやろと
あ、でもこれねきっと
小学生の頃の
「お、パンツ見えそう」
っていうのと一緒なんですねきっと
あれね、パンツ見るのが楽しいんじゃなく
パンツ見えそう！！
って友達と騒ぐのが楽しいんです
バカするのが好きなんです
すみませんでした、あの頃は
未来の僕が謝ります
四次元謝罪会見です
「そろそろ大人になりなさいよ」
と思うこともありますが
ずっとこんな青いこと言ってるんだなと
諦めも付いてきました
なんだかんだ文句たれながら
それでも毎日を凄まじいスピードで生きて
うわぁ金曜だーーーって
なんでもない日に無駄に騒いでいたいです
隙あらば踊れ
隙がなくとも踊れが
が信条です。
嘘です、今思いつきました
まぁ現状は毎日が
アルティメットサンデーや
それでは聞いてください
『ラストダンスは悲しみをのせて』
ここ何週間か僕は、全裸で色々考えてた
部屋が随分とスッキリしました
”断捨離”
なんていうのはミーハーっぽくて参っちゃうので
なんかいい言葉考えてください
去年の秋頃から始めてたことなんですけど
何故かっていうとよく理解らないんですね、これが
なにか違う生き物にでもなりたかったのかもしれません
昔の自分が考えることなんてのはだいたい
「意味不明なこと」か「恥ずかしいこと」
さもなければその両方と昔から決まっているので
いちいち掘り返したくはないですね
掘ったスコップで首を落とそうかなんて思いついたらやりかねないですから
それでも気持ちのいいものですよ、案外
生活に手詰まりな感を抱いている方にはおすすめです
何かを得ることよりずっと簡単なことですから
こんな映画があるんです
フィンランド映画なんですけど
主人公の青年が持ってるものを全て貸し倉庫に預けて
空っぽの部屋で生活をしてみようと実験する話です
1日1個だけ倉庫から取り出して本当に自分に必要なモノを見極める
とかなんとかです
僕が気に入ったのは
その実験に至るきっかけが
”女の子に振られたから”
っていう俗っぽさと
”服も下着も手放して全裸から始める”
という徹底ぶりの二点です
女の子はいつも素敵な試みの理由をくれます
極寒の中、全裸でコートとりにいくのは傑作でした
あのシーンだけでも全人類に見てほしいです
というかあそこだけでいいです
本編はわりと退屈なので
そんな訳で僕もやってみたんですね
ここ最近自分が何を本当に感じているのか
あれ？楽しい時ってどんな感じだっけ？どんな気持ちになるんだっけ？
ん？楽しめてる？？おおおお？？
って具合に理解らなくなってしまったので
聖なるパワーに頼ってみようとそんなところです
全裸ってなんかホーリーでしょう？
まぁあんまり言うとあれなんで
今回は「太陽が眩しかったから」としておきましょう
そんなわけで
太陽が眩しかったので全裸になってホーリーなパワーを感じてみた
さすがに倉庫借りるのはやりすぎだと思ったので
キッチンにモノを追いやって試してみました
映画と同じで1日１アイテムだけ使用可というルールで
普通に不便だったので
三時間でやめました
というか三時間よく頑張ったと思います
ホーリーとか何言ってんのかよく理解らないっす
やはり昔考えてたことなんてのは往々にして
「意味不明で恥ずかしい」のです
悩みなんてのはだいたい時間に任せれば消えていきます
しかしね、時間なんて適当な奴に任せるのだけは嫌なことってのもあるでしょう
あれ？？楽しい時ってどんな風に楽しいんだけ？？？
なんでわかんなくなっちゃったんだっけ？？？？？
大きな声で言ってたらだんだん楽しくなってきた
わーい。
それではお聞きください
フジファブリックで『笑ってサヨナラ』
さよなら
